USB DAC DragonFlyを買ってみた 

先のエントリーで、XPERIA ZとPHA-1とのコラボレーションによるポータブルオーディオの世界を堪能していたわけであるが、XPERIAからPHA-1への強制給電によるバッテリー浪費問題が発覚!

XPERIA Zが音楽を聴いているだけで物凄い勢いでバッテリーを消費していくというとんでもない事態に陥っていたところ、今回のAudioQuest DragonFlyの発見と購入に至ったのである。

これがパッケージの画像。
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このデバイス、下の画像のとおりまるでUSBメモリーの姿そのものなのだ(笑)
ただし、そこらへんで売っているメモリー類とは品質面でも圧倒的な差を見せつける。

まず、本体を手に取ってみるとほんのり重め(変な表現?)の本体、さらに手にしっとり馴染むマット加工なブラックの塗装面が目を引くのである。もうそれだけで、高級感が漂っているのである。
なんというか、トンボの形で描かれたLED部分と合わさって、ただ物でない印象をこれでもかと与えてくる。

さっそくパッケージを開封すると、、、
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なんとも心憎い配慮だろう、DragonFlyとお出かけするときのための布製特製ポーチがあるではないか!
しかもトンボのロゴをしっかりと貼り付けてある。うーん、こういう細かい部分の配慮、さすがです。
昨今の日本製品にはこういう配慮が無いなと改めて実感。先のIE800もそうだが、ちょっとしたユーザーへの心配りが感じられる製品って、長く愛用したくなるものなんですよね。

XPERIA ZとDragonFly(たった、この二つのガジェットで最高のデジタルポータブルオーディオを実現)
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さて、話を元に戻す。

XPERIA Zに排他的ビットストリームを送出できるUSB Audio Recorder PROをインストールし、使用することは先のエントリーで触れているので割愛するが、DragonFlyを使用するのはいたって簡単、USBホストケーブル(OTG(オン・ザ・ゴー)ケーブル)とトンボを挿して接続し、アプリ側で糸も簡単にイニシャライズされる。

DragonFlyは、サウンドデータのビットレートによってトレードマークであるトンボのLED色が変化するというニヤリ仕様である。

下はそのLEDが16bit/44.1kHzのデータを受けて発光している様子。
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今度はLEDがピンクに点灯している図。もちろん、サウンドデータは96kHz/24bitのもの。
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肝心の音質についてだが、PHA-1での時より低音域での鳴り抜けが素晴らしく良くなっている印象。
低音をきちんとドライブできているのだろう。DragonFlyに搭載のESS Technology社のES9023というDACの心臓部分の性能が存分に発揮されている印象。しかも、このチップは低電圧版だというから、今回のXPERIA Zからのバスパワー給電にはモッテコイの仕様ではないか!

96/24のデータになると、フルートの艶めかしい艶や高音域までの伸びが素晴らしい。
口の動きや、息遣いがハッキリと認識でき、その場にいるかのような背筋がちょっと寒くなるぐらいの臨場感を生み出す。これはポータブル機器としては最高の性能だと思う。

実売価格は最安値で2万円を切る感じにまでなってきている。XPERIAとDragonFlyで、もうSONYのウォークマンの出番は無くなってしまった…

SONYの今後の製品展開が気になるが、ここしばらくは国内メーカでUSBデジタル出力を備えた再生専用ポータブル機器はまだまだ出てこないのではないかと思う。日本のとある著作権団体の古い思考では、この国の音楽産業の衰退は止められないであろう。もっとも、邦楽など全く興味のない私には関係のないことか。
勝手に滅びるがよい。

とにもかくにも、世界的なサウンド取り巻く環境というのは、確実にデジタル出力によるハイビットレートの時代に突入している。また、今後はiPodの独占だったポータブル機器のUSBオーディオも、Android機で手軽にできる時期に差し掛かってきている。2013年はその元年となりそうな予感がする。



Keyword: Xperia Z , USB DAC , DAC , Audio Quest , ポタアン , デジタルオーディオ , 96/24 , IE800 , SENNHEISER , ゼンハイザー , PHA-1 , OTG

category: XPERIA

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【画像追加】ゼンハイザー(SENNHEISER) IE800を聴く! 

4/15にヨドバシカメラ秋葉原店から、予約してから1週間しないうちにゼンハイザーIE800の
入荷連絡がありました。当初、入荷は5月末と言われていただけに、こんなに早く(カネを用意する羽目に)買うことになるなんて、夢にも思っていなかったのでw とてもサプライズでした(笑)

7万を銀行から引き出し、店頭へ。

シリアルナンバーを選べるほど、入荷していなかったらしくとりあえず店員さんが掴んできた個体を
買うことに。。。一応BOXにはシールが両サイドから貼ってあって未開封のようです。
※保証書はBOXの底面にビニール梱包でくっついている。

これがIE800のBOXです。
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さて、早速開封します。。。。
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中を開けると、イヤフォン本体と延長コード、さらにイヤーアダプター各種に耳垢などを取り除くための
ピンセットのようなツール、そして携帯用に用意された本革のイヤフォンケース、マニュアルなどとなっています。

本革のケースは漆黒で、革のいい香りが漂います。イヤーピースは私の場合はとりあえず[S]を選んでつけてみました。装着の図が下です。
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写真でもわかるとおり、イヤフォン本体自体が非常にコンパクトです。まさに、持つというよりも摘まむ感じ。なんというか、ニイニイゼミって知ってますか?(笑) あんな印象を受けるのです。

後端にベントの穴が二つあって、これまたなんというかシジミのような印象!?w

質感は全体がセラミックで出来ているだけあって、本体同士が軽く当たるだけで、上品なカチカチっという音を出します。小さいんだけど、質感は非常に高く、SONY製のイヤフォンもこんな感じで質感を高めた製品も出してほしいな~なんて感じました。
(最近のSONY製のはどれも樹脂パーツで成形されていますからね~(~_~;) コスト削減の余波か…)

それでは、早速IE800を装着し、聴いてみることにします。
とりあえず聴くCDはAudiomachineのChronicles[Import版]です。

このCDは、いわゆるサウンドトラック的なもので、主にハリウッド映画などでのTrailer予告編で使用できるようなイメージを持ったサウンドが特徴です。どれも2~3分程度の長さで編集されていて、希望感や興奮感、時には喪失感や堕落感などを上手く表現している曲目が多いです。いずれも重低音を多用しており、曲によってはバックにコーラスも入る荘厳な雰囲気も多いのが特徴です。個人的には非常に好きで、イヤフォンの性能、特に低音部や高音部などを試す曲としても最適なCDのうちの一つだと感じています。

さて、IE800の音ですが8曲目の『Breath and Life』などはノッけから曲のスケール感がここまで大きかったんだという再認識から始まります。低音は一切破綻することなく最後まで鳴り抜けます。このコンパクトなボディーのいったいどこからこのようなスケールの低音を出せるのか、本当に不思議でなりません。
これは店頭で試聴させてもらった時と同じ感動を覚えました。

曲全体がとにかくエネルギーに満ちているというか、質が高くまんべんなく脳裏?を包み込んできます。
耳から聴いているというよりも、頭の中全体で鳴っているものをカラダで聴く、というような表現がいいでしょうか。音場が広くなったおかげでそうなるのでしょう。

聴いていて、とにかくほくそ笑んでしまう自分がいます。
手持ちのCDを全部聴き直したいですw

ただ、1点不満があります。それは高音域の刺さりがあることです。
もちろん、購入したてで数時間も経っていないわけなので当然かもしれませんが、高音域は鋭さが残り、
曲によってはシャリシャリしてしまう場面もありました。

エージング経過によってどれぐらい今後落ち着くのか、それもまた楽しみではあります。
高音域が落ち着いてくると、文句ないイヤフォンに仕上がってしまう事でしょう。

お値段も、一般常識からすると考えられないような値段のため、おいそれと購入に踏み切れる方はそう多くないと思われますが、製品そのものの品質も高く、デザインも落ち着いており、小粒ながらw所有感を満たしてくれるこのイヤフォンは、買っても後悔することはないと断言できます。

DACを変えたり、高ビットレートの曲目でどう変わってくるのか、今後も色々楽しんでみようと思います。

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category: イヤフォン

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XPERIA ZからPHA-1にUSBデジタル接続してビットパーフェクトな音質で聴く! 

XPERIA ZのカスタムROMなども一段落し、次はいよいよポータブルオーディオ環境の
構築に着手しようということで、今回のエントリーです。

XPERIA Zが搭載しているAndroid4.1からUSBホスト接続によるUSBオーディオ再生が可能に
なるということで、これまでApple社のiPodなどが当たり前のようにやっていた、モバイル環境での
手軽な高音質デジタルオーディオの世界に遂にAndroidユーザも入れそうなのです。

で、今回そのための予算を奮発して以下のものを用意しました。

SONY PHA-1(ポータブルヘッドフォンアンプ、いわゆるポタアン)
 ⇒ヨドバシカメラでポイント還元込み実質 31,230円也

●過去のXPERIA NX購入時に付属してきたOTGケーブル

●いつも使っているUSBケーブル

ゼンハイザー(SENNHEISER)  IE800
 ⇒ヨドバシカメラでポイント還元込み実質 62,820円也 ※4月15日予約入荷して購入

※本エントリーを書いている時点(4/14)では、まだゼンハイザーIE800のイヤフォンが到着して
 いません。


それでは、まず手順から。
XPERIA ZのmicroUSB接続端子とPHA-1のmicroUSB接続端子を、上記のOTGケーブルを介して接続します。OTGケーブルを介すことによって、XPERIA Zをホスト、PHA-1をサウンドをドライブするデバイスとして認識させる構図です。単純なデータケーブル同士での接続では、この認識がうまくいきません。
今回はたまたま、XPERIA NX付属のOTGケーブルがありましたが、無い方でもAmazonや量販店で500円~1000円程度で購入できるので安心です。

そして次が重要なのですが、現状AndroidOSでオーディオデータを純粋にPHA-1などD/Aコンバータ搭載アンプへ渡せるようなアプリが全く無いのです。もちろん、XPERIA Zに搭載のWalkmanアプリでもデジタル出力によるドライブはできます。しかし、これはAndroidカーネルミキサーを経由しての出力になってしまい、デジタル出力にもかかわらず音質が相当劣化してしまいます。(実際に試しましたが、WN-X1050などの専用接続時よりも音質が悪かったです。)
この劣化する原因は、ここ(一般的解説)ここ(Windowsの場合)で詳しいのでお時間あればご参照ください。

そこで、現時点でおそらく唯一オーディオデータをほぼ素の状態(いわゆるビットパーフェクト)でD/Aコンバータ側へ渡せるアプリが一つだけあります。それが、USB Audio Recorder PROです。これはXPERIA Zにも対応していますし、XPERIA NX(S)でもOKでした。

このアプリでWAVファイルなどを選択し再生してやると、これまでとは次元の違う音を響かせてくれます。高純度な音質、解像感、ボーカルの定位、低音域の締り、どれをとっても自宅のピュアオーディオ環境と勝ると劣らないサウンドをドライブできます。もちろん、Walkmanアプリでの再生などとは天と地です。現状では、このアプリで再生してPHA-1でドライブする方法が少なくともXPERIAでのポータブルオーディオとしては最高の組み合わせだと思われます。

そして、Android陣営にとって、USB Audio Recorder PROというアプリが初のUSBオーディオ環境を構築してくれたソフトウェアということになるのではないでしょうか。

外出先で、ここまで純度の高いサウンドを堪能できる時代になったなんて、本当にビックリ(@_@;)です。

以下は、参考までに各種の画像を掲載します。

PHA-1本体の箱(開封前)
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PHA-1本体と付属品一式(開封後)
DSC_3466s.jpg


PHA-1とXPERIA ZをmicroUSB接続しようとしている図
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佇むXPERIA ZとPHA-1の図
DSC_3458s.jpg

category: XPERIA

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