Astell&Kern AK100を聴く! 

iBassoとXPERIA Zのコンビネーションによるデジタルオーディオの世界は、現状のポータブルオーディオとして
かなり手頃でかつ音質の追求まで出来るものだが、XPERIA ZのDAPとしての能力は、残念ながらまだまだである。

それはUSBオーディオとしての認知度もこれからのことであり、アプリ開発が殆どされていないのが現状だからだ。
唯一安定稼働できるUSB Audio Recorder PROによる再生機能は、最低限のUIであり、外出先で手軽に聴き入る環境を構築できるわけではないからだ。

そこで今回、発売後から評判の高い韓国iriverのサブ・ブランドであるAstell&KernのAK100(Silver)を購入し、
iBasso D12Hjと光接続で至極(少なくとも一般諸氏にはこれで余りある)のポータブルオーディオ環境を構築してみた。

用意したものは下記の通り。

・Astell&Kern AK100(Silver色 限定モデル)

・iBasso D12Hj(ポータブルヘッドホンアンプ)

・Venture Craft オーディオ光ケーブル丸・角プラグ ブラック(AK100 to D12専用プロフェッショナル仕様)



AK100パッケージボックス画像
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AK100ボックス開封画像
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もちろん、AK100単体でも現在のDAPとしての音質はかなりのものであるのは間違いないのだが、一度ヘッドホンアンプ
経由の音質を知ってしまうと、もはや単体での音質では物足りなくなるのが人間の聴覚だ(苦笑)
また、AK100はイヤホン出力の出力インピーダンスが22Ωと極端に高く、音質的にも不利であることが、方々で
指摘されている。それを回避するためにも、今回のD12Hjとの光接続での運用は有効なのだ。

また、AK100にはウォルフソン製のWM8740がシングルで搭載されているのだが、D12Hj経由にすることで、同DACが
左右独立のダブル仕様、かつオペアンプ部も左右独立駆動となることは先のエントリーでも触れている通りである。
この事実をもってして、確実に音質向上効果が見込めることは火を見るより明らかなのだ。

というわけで、さっそく上記の構成で接続し、イヤホンにIE800をもってそのサウンドの実力を聴いてみることにする。

AK100とD12Hjのドッキング画像1
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AK100とD12Hjのドッキング画像2
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まずは低音域から。これが素晴らしいほどの分解能と迫力で迫ってくるのだ。スピード感も素晴らしい。
重低音の中に、キメの細かい飛び散る周辺域の音が埋もれることなくドライブしてくる。音圧も相当あるので、
ライブ感が半端ない印象だ。かといって嫌味な印象は皆無で、あくまでストレート。1ビットに至るまで、表現の
限りを出し切っている印象だ。スゴイ!

続いて中音域。主にボーカルなどが入り込んでくる音域だが、定位が素晴らしく安定している。
声の質感は肉声をダイレクトで聴いているかのごとく脳に飛び込んでくる。しかも芯が大きいから、キツくならない。
こんなアンプドライブをポータブルで実現できてしまって良いのだろうか?という罪悪感に近いほどの、衝撃だ。

最後に高音域だ。これがまたたまげてしまうのだが、もう埋もれている音は無いだろうとPHA-1でのドライブで感じていた音が、なんとまだまだ隠されていたのだ。これほど衝撃を受けることは無い。
金属は金属、管楽器は管楽器、などというように、どれもがリアルにその音を表現できている。決して濁したり、誤魔化されたりしない破綻の無い音質なのだ。どこまでも綺麗に響き渡り、余韻を感じさせつつ消えてゆく高音域。
身が固まってしまうほどの衝撃を受けた。それほどまでに、左右独立DACの威力というのは素晴らしいものがある。

これを凌ぐ音質を、全く別のポータブル環境で構築することは現状不可能ではないかと感じてしまうほどだ。
もちろん、DAPもPHAも他社製品は数多くあるが、今回選択した機器構成を大きく超える音質を手に入れるためには、向こう何年も先の話になるのではないか?大袈裟でなく、本気でそう思えてしまうぐらい素晴らしい音だった。

AK100とD12HjにSennheiser IE800を接続の図
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今後、Android系のUSBデジタルオーディオ出力に対応した音楽再生アプリが充実してきた際に、困ってしまうという程度だろう。恐るべし、デジタル出力だ。

デジタルサウンドストリームの世界は、理論的には再生環境に音質が左右されない。
つまり、安価なAndroid機であっても、DACやアンプがしっかりしていれば、高級再生器となんら変わらない音質を手に入れることができるのだ。そういう意味では、AK100のようなハイエンドDAPなどの市場は、今後急速に市場規模が限定されてくる可能性はある。

もちろん、再生にこだわりぬいた機能や本体のシルエットを売りにした製品の継続は望みたいところであるが、昨今の不景気に対応できるかのように、手軽にいつでもどこでも最高のクォリティで音楽を聴くことができるというのは、素晴らしいことだ。そういった点からすると、AK100のような良質なプレーヤーが今後どのような進化をしていくのか、楽しみであるし、同時にAndroid機でのデジタルオーディオの世界が、どう切り開かれていくのか、重大な関心を持って見守りたい。

AK100 D12 Hj ポタアン DAC iriver アユート Astell & Kern AK120 AK200 左右独立 オペアンプ WM8740
アイリバー ウォルフソン ポタアン アイバッソ iBasso ポタフェス

category: DAP

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iBasso D12Hj を買ってみた!ついでに iriver AK100(silver)も! 

先に購入していたPHA-1であるが、どうにもこうにもXPERIA Zでの通常使用には堪えられないため、
今回新たにiBasso D12Hjというポータブルヘッドホンアンプを購入してみた。

発売年が2010年ということもあり、現在の販売価格もだいぶこなれてきている。
そろそろ次期モデルの発売も近いのだろうか。

とはいっても、ユーザーの評判も上々のようで今回はPHA-1に代わるガジェットの一つとしての購入である。


パッケージ内容物の画像
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本体画像
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かなりコンパクトなBOXの中には、簡単な取扱説明書とアンプ本体、さらに充電器と充電用のUSBケーブルといったもの。
本体は、手作業で加工されるというヘアラインのアウターにブラックで塗装。高級感も醸し出されていて好印象だ。重さも150g程度と軽く、非常にコンパクトなのが特徴。
この本体上下部に、ボリュームキーやヘッドホン出力/光出力端子、さらに光入力端子や同軸、USBミニ端子も備える。

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PHA-1の拡張性の無さとは対照的に、非常に充実した拡張性を併せ持つ。

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しかも、このD12Hj。上の画像を見てもらうと分かるのだが、CHARGEのON/OFFスイッチがある。
これ、実はUSBDAC機能として、ホストデバイスを接続した際に、D12への充電(USB給電)をするかどうかを選択できるというものだ。この時点で、このアンプがAndroidなどとの接続も意識していることが分かるのである。
PHA-1は、XPERIAで使うことを前提にノリで購入してみたわけだが、きちんと下調べをおこなっておけば、最初からこちらのD12Hjの購入をしておけばよかったということになる。

もちろん、XPERIA Zと接続したときにもUSB給電無しであっけないほど普通にデジタル出力で使えてしまうのだ。
その音質はPHA-1の音質からさらに2枚も3枚もオブラートを取り去ったごとく、明瞭で明るいクッキリした音像を
押し出してくる。しかも、それが瑞々しく力強く、かつ繊細な高音域をドライブするのだ。

もちろん低音域もとても想像もつかない力感でドライブする、しかもそれが締りをともなった質の高いものであるから驚きだ。

PHA-1ではDAC WM8740がシングルで搭載されていたが、このD12Hjではそれがダブル搭載で左右チャンネルで
それぞれ独立使用、かつオペアンプ部も左右独立回路という構成なのだ。
その恩恵が上記のサウンドインプレッションに直結するのだと思う。いやはや、このアンプのコストパフォーマンスは一番といった感じがする。2万円ちょっとで、ここまでの音質を提供できる真摯な開発陣に脱帽だ。
(SONYも見習ってほしい)

おまけに拡張性も高いとくれば、もう言う事は無い。


そういうことで、さすがにここまで優れたポータブルアンプをXPERIA Z専用で使用するのも、もったいない気がしたので、今回新たにDAP(デジタルオーディオプレーヤー)を新調することにした。

それが次のエントリーで触れる、Astell&Kernが製造しアユートが輸入・販売するAK100というガジェットである。
すでに使用を開始しているが、画像写真がまだ撮れていないので、撮影次第ブログエントリーをしようと思う。

category: DAP

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【動画レビュー】Audio QuestのUSB DAC DragonFlyをXPERIA Zと接続する 

先のエントリーで取り上げた、USB DAC DragonFlyをXPERIAに繋げてビットパーフェクトなデジタルストリームで音楽を聴く内容について、今回は動画での紹介です。

15分程度で簡単に説明したので、分かりづらい部分もあるかもしれませんが、DragonFlyとAndroidを接続される方の参考に少しでもなってくれれば嬉しいです。

category: XPERIA

thread: 音楽のある生活  -  janre: 音楽

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